大学健診「CAMPUS 診療記録システム」
ご利用大学様インタビュー
東京外国語大学さま
今春から「診療記録システム」を導入いただいている東京外国語大学様に、本システムを選ばれた経緯や利用した感想をお伺いしました。
他社のシステムを使っていましたが…
・システム導入前の課題・問題点を教えてください。
以前から他社の健康管理用電子カルテシステムを使っていたのですが、 学生や職員の名簿データの取り込みは、メンテナンスが入るまで我々職員で手入力をする必要がありました。 例えば4月の健診後に5月に結果が出てその後に入力作業などを含め、業者にメンテナンスを依頼していたのですが、 その期間に新入生や新入職員などが保健管理センターを利用した際には、 毎年30~40件くらいあるのですが、我々職員で対象者を名簿から探し、 システムにデータを入力するという作業が発生し、 年初やシステムメンテナンス前にはかなりの業務負担となっていました。
・CAMPUSシリーズをどこでお知りになりましたか?
全国保健管理研究集会の冊子の中に掲載されていた御社の広告を見たことがきっかけです。
それまで、システムのメンテナンスをしてくれていた業者が、 大学保健管理センターの電子カルテ分野から撤退されることとなり、 その後のシステムメンテナンスができなくなってしまったのです。 メンテナンスができなくなると、電子カルテとして使用できなくなってしまうため、 大学の保健管理分野に理解のある企業を探していたところ、 偶然御社の広告を見つけ、連絡しました。
「CAMPUS 診療記録システム」導入の決め手は、大学目線
・「CAMPUS 診療記録システム」を選ばれた理由をお聞かせください。
様々な企業のカルテシステムを検討してきましたが、 大手企業のシステムは、会社独自のカルテ色が強く、導入費用やメンテナンス費用もかなり高額です。
通常診療で利益を生むことがない大学の保健管理センターでは、 高額な電子カルテを維持することは非常に困難です。
その中で「CAMPUS診療記録システム」は良心的な金額であっただけでなく、 大学の保健管理センター業務についても理解したうえで対応してもらえるところに魅力がありました。 他社と比較したのですが、すでにパッケージとして電子カルテが出来上がっていることが多く、 こちらの要望とパッケージとの間の調整が難しいこともありました。各大学でも様々な特色があると思いますが、 東京外国語大学の特色に合致しているようなシステムを見つけることは難しかったです。
当時、御社は健診結果のマネジメントは得意とされていましたが、電子カルテの分野についてはこれから参入していく、 という段階だったこともあり、一緒に検討・協力しながら進めてもらえるという点が非常に良かったです。
・今年度から実際に利用されていかがでしたか?
大学事務から入手したデータを、システムにそのまま取り込むだけで 全ての学生や教職員のデータがダイレクトにカルテに反映される点が非常に便利です。 導入前の問題点として挙げた、2人がかりでのデータ入力がなくなったため、作業負担がかなり減りました。
また、セキュリティ面でもきちんとサポートしてもらっているため、 大学事務から入手した情報をそのまま取り込める仕組みとなっており、データの誤りもほとんどありませんでした。 従来のシステムだと、入手したデータを手直し・修正して取り込み加工し、 それでもうまくいかなければもう1回やり直す等、保健管理センターでの手間がかなりかかっていたこともありましたが、 そういった手間もほとんどなくなり、スムーズに作業が進められるようになりました。
健診結果のデータもシステムに移行しやすいので、非常に取り込み作業がしやすくなりました。 開発担当の方のこまめなフォローとスムーズな対応にとても感謝しています。
<東京外国語大学>
昭和24年5月設置。令和5年5月1日時点で3学部1研究科、4,208名の学生が在籍。
1873年に建学された東京外國語學校の使命を受け継ぎ、 外国の言語とそれを基底とする文化一般を研究・教授し、 言語を通して外国に関する理解を深めることを目的として、日本と世界諸地域を結ぶ人材を養成してきた。
世界諸地域の言語・文化・社会に関する高等教育の中心として、 また、学際的研究拠点としての役割をさらに明確にする。
すなわち、広い視野と優れた言語運用能力、世界の諸地域に関する深い知識を備え、異文化間の相互理解に寄与し、 日本と世界を結ぶ人材、地球的課題に取り組むことのできる人材の養成を目指すとともに、 世界の最先端の水準をもつ研究成果を発信していく。
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