趣意
現在、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、毎年の健康診断の実施も危ぶまれている状況です。
そこで大学健診向けのIT サービスを提供する弊社は、各大学の健康診断業務の一助となるべく、学生が自分のスマートフォンやパソコンで、Web アンケート形式で問診に回答することができる『CAMPUS Web問診』システムを開発しました。
そして、開発したシステムプログラムのソースコードおよび設置手順マニュアルを、3 月16 日から大学関係者向けに無償配布することといたしました。
問診項目については、国立大学保健管理施設協議会で策定されたガイドラインで示される標準項目に準拠する形で、大学保健の専門家による助言を得て策定しました。
ご利用事例
CAMPUS Web問診を学生の健康診断にご利用いただいている、東京藝術大学 学生課 米岡様に、CAMPUS Web問診を選ばれた経緯や利用した感想をお伺いしました。

CAMPUS Web問診・予約システムを学生の健康診断にご利用いただいている鳥取大学様に、CAMPUS Web問診を知った経緯、導入の決め手・感想をお伺いしました。
『CAMPUS Web問診・予約システム』システムの機能
学生が下記の問診項目をWeb アンケート上にて回答できる機能や、その回答結果を健康管理部門職員がCSV 形式でダウンロードできる機能を備えています。
■学生対象問診項目(問診項目表)
大学で実施される一般的な問診項目(既往歴、現病歴、家族歴、アレルギー歴、生活習慣、等)を含みます。
問診の項目については、国立大学保健管理施設協議会で策定された
「大学における健康診断・健康関連情報の標準化についてのガイドライン」で示される標準項目に準拠する形で、大学保健の専門家による助言を得て策定いたしました。
・大学における健康診断・健康関連情報の標準化についてのガイドライン
一般社団法人 国立大学保健管理施設協議会に対してWeb問診内容の監修を依頼していましたが、この度監修が完了したことをご報告します。(2021/1/14)
・Web 問診システム監修についての通知(一般社団法人 国立大学保健管理施設協議会)
・Web 問診システム監修についての回答(一般社団法人 国立大学保健管理施設協議会)
※データは大学内サーバに保存され、弊社が保有・閲覧することはありません。
情報部の方等とご相談の上、大学内のサーバ等に保存するようにプログラムの設置を行ってください。
提供内容・提供方法
当面はプログラムのソースコードおよび設置手順マニュアルのみの提供です。
サーバの準備やシステムの設置については各大学様の情報部等にて実施いただく前提です。
学生用の認証システムは、各大学のShibboleth(シボレス)認証を組み込める形式で開発しています。
ご希望の方はこちらのダウンロード申込みフォームからご連絡ください。
よくあるご質問
Q.大学にサーバーを置いた場合、構築はどのように行っているのでしょうか?
構築については2パターンがございます。
(1)大学のシステム部の方で構築いただく場合
プログラムのソースコードを無償(オープンソース形式)で配布しておりますので、大学のシステム部の方でサーバをご用意いただき、環境構築をいただく形です。この場合は、完全に無償でご利用いただけます。
(2)弊社にて構築を行わせていただく場合
大学のシステム部の方とやり取りさせていただきながら弊社にて環境構築を行わせていただきます。その場合は、実費として環境構築費用(30万円)と年間保守費用(30万円)をいただいております。
Q.当大学の仕様に合わせて設問を多少カスタマイズする事はできるのでしょうか?
はい、別途費用をいただく形でカスタマイズも申し受けます。
Q.このシステム使用の事例や実績を教えていただく事は可能でしょうか?
現在ご利用頂いている東京藝術大学様のご利用事例を紹介しております。
■東京藝術大学様インタビュー