PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)による行動変容等の実証実験用スマートフォンアプリケーション 『健康日記』にCOVID-19の濃厚接触者向けの健康観察機能を追加し 今年3月に無料配布を開始した。和歌山市の事業所でクラスターが発生した際に、 地元保健所が濃厚接触者の健康観察に本アプリを活用した。 アプリを開発したヘルステック研究所は保健所の現場の要請を受け、 研究者の知見を活かして改良を重ねた。その結果、全国の保健所・自治体・病院・大学を中心に利用が広がった。 8月には「健康日記」連動クラウド管理システム「らくらく健康観察」をローンチし、 学生、従業員の健康管理の利用も拡大し、12月に6万ダウンロードを突破した。